自己主張だけが着こなしのすべてではない。時に出会う相手への敬意を服装で表すことも、大人のお洒落の大事なエッセンス。昨今は自社のコーポレートカラーをコーディネイトに取り込むエグゼクティブも散見される。さらにもう一歩踏み込んで、訪れる相手先のコーポレートカラーを自身の着こなしに取り入れてみるのはどうだろう。例えばネクタイの色柄にさり気なくしのばせてみる。もちろんその場では気付かれないこともあるだろう。しかし“尊敬の念”が無駄に終わることなど、あるはずがない。

尊敬の念がいくら強くても、あまりに大袈裟にカラーを取り入れてしまっては“押し付け”になることもあるので要注意。写真は赤色を相手方のコーポレートカラーと想定したコーディネイト。“ひと匙”くらいの気づかいがベターといえよう。

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ブルックス ブラザーズ ジャパン
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text:zeroyon lab.
photograph:Ryohei Watanabe
styling:Mitsunori Aoyagi
model:Kenji Kureyama