お土産はあの「今治タオル」

imabari towel LABのロゴマーク(左)と5秒以内に水を吸収しないといけない「5秒ルール」は今治タオルを名乗る要件を体験できるキット(右)

翌日、今治市内をサイクリングしているとガラス張りの円柱状の建物を発見。そこは「imabari towel LAB(今治タオルラボ)」という施設で実験キットやタブレット端末を使って今治タオルの品質の高さを理解ことができる。

タブレットはクイズ形式で今治タオルを学ぶことができるアプリケーションが入っている。実験キットはタオルの切れ端を水に入れたり、タオルの上に水を垂らしたりすることで、今治タオルがどれだけ早く水を吸うのかを自分の目で確かめることができる。店舗で購入する前に体験しておくと、より楽しくショッピングができるはずだ。

「今治タオル 本店」の内観(左)とimabari towel LAB内のタオル織機で実演してくれるスタッフ(右)

タオルの魅力を知った後は隣接する「今治タオル 本店」でお土産を探し。品質の高さで知られる今治タオルがさまざまな用途やサイズ別にきれいに陳列されている。

また、「今治タオル 本店」には「imabari towel CAFÉ(今治タオルカフェ)」が併設されており、利用者の休憩スペースやタオルを通じたコミュニケーションスペースとして活用していくそうだ。

「TORICO’S DELI BOX」スパイシートマトカツフォカッチャ 1000円(税込)(左)と「しまなみロール」600円(税込)(右)

私が訪れたときは地元企業とimabari towel CAFEとの限定コラボメニューが提供されていた。今治の野菜と食材にこだわるサンドイッチ店「TORICO」の「TORICO’S DELI BOX」、JAおちいまばりの直売所「さいさいきて屋」の「しまなみロール」をいただいた。

今後も今治市が推し進める地域ブランディング「アイアイ今治キャンペーン」と連動し、今治地域が保有する地域資源等とコラボレーションした商品開発を行っていくという。

imabari towel CAFE(今治タオルカフェ)概要
営業時間:午前9時~午後6時
定休:年末年始(今治タオル本店 同様)
通常メニュー:セルフ式コーヒーマシン
コーヒー・アイスコーヒー(税込100円)
カフェラテ・アイスカフェラテ(税込130円)
抹茶ラテ・アイス抹茶ラテ(税込150円)

「アイアイ今治キャンペーン」のロゴを持つ佐藤可士和氏(左)と今治市の菅良二氏(中央)と今治市のゆるきゃらバリィさん(右)

アイアイ今治キャンペーンはクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が総合監修を務める「今治ブランド戦略会議」が主導する地域プロモーション活動。「共創」をテーマに掲げ、これまで独立していた今治の魅力的なコンテンツを統合的に発信し、さまざまなステークホルダーとアイディアが共に今治をブランディングするという取り組みだ。持続的な地域活性化につながる人の流れの形成を目指す。

今回、サイクリストの聖地しまなみや急流体験、今治タオルなどをサイクリングで回った。そのどれもが今治でしか味わえない貴重な体験であった。金曜日に仕事を終えて、そのまま飛行機に乗っても十分に楽しめる今治。アクティブな大人の週末旅は今治で決まりだ。

お問い合わせ先

お問い合わせ先

今治タオル工業組合
TEL:0898-32-7000


農産物直売所 さいさいきて屋
TEL::0898-33-3131

text:Kotaro Matsumoto(PRESIDENT STYLE)