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仕事においては量よりも質を重視したいという人にお薦めの一本を紹介したい。「ランゲ1」ファミリーの新モデルは細部にまでブランドの技と蓄積がちりばめられ、全体に美しい色彩の調和を生んでいる。これを身につけていれば、ディテールの質にこだわる働き方の羅針盤となってくれるだろう。
(STYLE編集部)

ランゲの歴史を彩ってきた「ランゲ1」。その25周年アニバーサリーエディションで共通色となっているブルーは「グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ “25th アニバーサリー”」にも採用されている。シルバーを基調とした文字盤がその鮮やかさをより引き立て、さらにアリゲーターレザーベルトのグレーのステッチが全体の色の調和を保っている。細部までこだわりを貫く強い信念と確かな技が生み出す、さすがの美しさだ。

手彫りの夜空が立体的に重なって手元に宇宙を感じさせてくれる

このモデルはランゲウォッチでは初となるハンドエングレービング入りホワイトゴールド製ムーンフェイズ表示を備える。なんと星空のような装飾は全て手彫りで刻まれており、加えてムーンフェイズ表示にゴールドの月を組み込むことで立体感を生み出している。

今回紹介するモデルのオリジナルである「グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ」などの他のムーンフェイズモデルと同様、ムーンフェイズ表示は122.6年間で1日の誤差しか生じないという高い精度を誇る。

サファイアクリスタルのシースルーバックから見えるのはランゲ自社製キャリバーL095.3。テンプ受けにもぬかりなく花模様のエングレービングが施されているほか、25周年のアニバーサリーにちなんで「25 日」を示すランゲ・アウトサイズデイトが手彫りで描かれている。彫り線はすべてブルーでコーティングすることで一層美しく際立たせている。

「25」という数字は新生A.ランゲ&ゾーネが初めのコレクションを発表してから経過した歳月を表している。1994年10月24日、ブランドの再興を鮮明にしたコレクションで発表された中の1本が「ランゲ1」だった。A.ランゲ&ゾーネの代名詞ともいえるモデルが誕生した記念すべき年を祝うべく、同ブランドは2019年10月24日まで毎月、ランゲ1 ファミリーのクラシックモデルの記念エディションを本数限定で発表していくというから楽しみだ。

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A.ランゲ&ゾーネ

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