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ケータイがお財布になり、多機能がスマートだといわれる時代に、リアル財布は省機能と小型化に向かっている。今回紹介するコインケースは、職人技と素材の良さが光っているうえに、利便性も高い。新年度に新調する財布の候補に入れてはどうだろうか。
(STYLE編集部)
毎日手に取るコインケースだから、愛着を持てるものがいい。TAVARAT「ミネルバリスシオ」はイタリアンレザーならではの滑らかな手触りや質感、発色と艶感を最大限に活かし、日本の職人が丁寧に仕上げた品。手のひらに収まるサイズで使いやすく、使うほどに変化する革の表情を楽しめるコインケースは、所有者に満足感を与えてくれるはずだ。
素材はイタリア・フィレンツェの名門革メーカー「バダラッシー・カルロ社」が作る革「ミネルバリスシオ」。しっとりとしたナチュラルな風合いで“リスシオ(滑らか)”という意味のとおり、スムースな革の色艶が濃くエイジングしていくので、長く使うほどに魅力を増していく。
製作にあたってはTAVARATのデザイナーが東京葛飾区の技術に定評がある工場とタッグを組んだ。正確無比な職人技と上質なイタリアンレザーを融合して作り上げたコインケースは、どんなスタイルにも合わせやすく品よくきまる。コンパクトであっても利便性を欠かさないのは、デザインを忠実に商品に落とし込む職人の手仕事のなせる業。
サイズは一般的なスマートフォンより一回り小さく軽量。収納は仕切りのあるメインポケットと、2つのカードポケット。小さすぎず大きすぎずで、スマートさを追求するビジネスマンには最適だ。
“使う人が語りたくなるストーリーある製品づくり”がモットーのTAVARAT。春財布はお金がたくさん入った様子を表す“張る財布”とも呼ばれ縁起物とされている。新しいコインケースとともに、新年度に臨むのはいかがだろうか。
text:Naoko Tojo