これまで、5回にわたり「働く男たちのための『出張バッグ三段活用法』」と題して、人気ブランドのバッグを紹介してきた。なぜ、三段活用法なのか? バッグのカテゴリーごとに、その特徴と使うシーンを見ていこう。
第一段 荷物運搬の主役、トロリーを賢く選ぶ
出張の際、もっとも頭を悩ますのが、バッグのサイズだろう。宿泊日数にもよるが、短期なら機内持ち込み可能サイズのトロリーを選びたいところだ。トロリーも、各ブランドから最新の機能とデザイン性をあわせ持つものが販売されている。軽量をとるか、堅牢性をとるか、取り回しのしやすさか、はたまたスーツスタイルに合わせてシックなデザインでまとめるのか。それぞれのブラントのトロリーを見比べて、検討してもらいたい。
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第二段 仕事先にはブリーフケースを持っていく
空港から仕事先に向かう前に、できればホテルへのチェックインを済ませておきたい。時間がなければフロントにトロリーを預けて、身軽になって仕事先に出向きたい。その際、サブバッグとして重宝するのがブリーフケースだ。出張はもちろん、普段使いもできるため、日頃の自分の持ち物を思い出しながら、ジャストサイズのものを選びたい。素材により持ったときの印象も違うので、自分のビジネススタイルに合わせるのがいいだろう。
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第三段 夜の会食用に、小物用バッグを備える
出張に行くと、楽しみの一つは夜の会食だろう。この際、ネクタイをはずしたりジャケットを脱いだりしてカジュアルダウンすることはよくあるが、忘れがちなのが小さいバッグだ。財布や名刺入れ、携帯、ホテルのキーといった小物を持ち歩くのに、昼間と一緒のブリーフケースでは具合が悪い。サブバッグを備えればスマートな印象を残せるはずだ。
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各ブランドとも、さまざまなシーンを想定した商品をラインナップしている。どうせなら、同じブランドで3種のバッグをそろえれば、見た目に統一感が出るはずだ。自分の出張スタイルに合わせてお気に入りのブランドを見つけてもらいたい。
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text:PRESIDENT STYLE
styling:Mariko Kawada
photograph:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)