リーガルが独自開発した「エアローテ－ションシステム」は、歩くだけで靴内の換気ができるシューズだ。仕組みは歩行時の踏み込みの力を利用して靴内に空気を送り込み、全体に拡散、循環させるというもの。酷暑シーズンは特に気になる“靴内のムレ”を解決してくれる。
ライニング（内装）は全体に本革素材を贅沢に使用しており、足が包まれるような感覚と吸湿性で、一日中履いていても快適なのがビジネスパーソンには嬉しい。
リーガルは1893年L.C.ブリス＆カンパニーがボストンに開いたシューズショップが始まり。1990年日本製靴株式会社が商標権を取得し「リーガルコーポレーション」となってからも、その時代の流れを取り入れた画期的な製品を生み出してきた。今回の2019ニューコレクションもその一つとなるはずだ。
ビジネスパーソンのスタイルがものすごい勢いでカジュアル化している。特に夏の高温多湿な気候を考慮すれば合理的だ。しかし、ビジネス向けの機能性アイテムが増えている今、エレガンスと快適さを両立させることは決して夢物語ではない。この時期ノーネクタイで半袖シャツの人が多い中にあって、品格を保ったドレス感ある装いは格好いいではないか。まずはこの靴で夏の品ある足元を実現してはどうだろう。
text：Naoko Tojo
