京都を再発見できる新しい旅スタイル、分散型ホテルとは

最も空間が小さいYAMATO I＜大和大路通I＞は、建築家・デザイナー寺田尚樹氏が参画。祇園にほど近いロケーションなので、便利にステイできるミニマルがコンセプト。1階には宿泊者以外も利用できるバーを併設し、地域との繋がりを打ち出している。この棟は小さいということで、バンクルームといわれる2段ベッドの部屋も設置。海外でも評価の高い寺田氏のアートをちりばめ、客室をアートスーペースへ昇華させている。

また、地域との文化交流として様々なプログラムを企画。建仁寺の両足院で坐禅指導を行う両足院副住職の伊藤東凌氏が日本で初めてホテル内の畳の間で禅を行う“ZEN‐Meditation”や、京都の和食文化である“京のおばんざい教室”、また鴨川岸や市街地の有名神社の参道をめぐる“京都めぐりナイトラン”他などがある。

また地域を回遊する中での景観重要文化財である古民家にある本格的な茶室で行う茶の湯のアクティビティなども楽しめる。

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これまで出張も含め、京都の旅は何度も経験しているビジネスマンは多いだろう。名所を巡る旅は、歴史をしることでそれはそれで楽しい。だが、分散型ホテルに宿泊し、京都市内を回遊することにより、各地域に根付いている文化や習慣に触れることは新たなる京都の魅力を発見につながるだろう。

日頃の疲れを癒しながら新たなことをインプットするのもきっと楽しいはずだ。