薄型にこだわるショパール・エレガンス

洗練を極めるショパールの新作は、ブランド初となるフライングトゥールビヨン。複雑な機構を搭載しながらも厚さはわずか3.3mmという驚きの逸品。ケース裏はシースルーで、美しい動きを眺めて飽きることがないだろう。家族が寝静まった夜、一人書斎にこもって、こんな時計を眺めながらウイスキーでも飲みたいものだ。

全面スケルトンでメティエダールの美

トゥールビヨンはいうまでもなくアブラアン‐ルイ・ブレゲが発明した複雑機構だ。天才の偉業をたたえるかのような工芸的な美しさを、これでもかと追及したのが本作。ブレゲ初の全面スケルトン仕様で、エングレービング、ギヨシェ彫りなど、卓越した工芸美を誇る。深い満足とともに、自分を高めてくれる一本だ。

機械式なのにデジタル表示という匠の技

ドレスデンのオペラハウス「ゼンバーオーバー」の設置されている5分時計を腕時計に落とし込んだのが「ツァイトヴェルク」。そのデビュー10周年を迎え、デイト機能を付加した新作が誕生した。ユニークな外観だが、視認性は、まったく損なわれていない。新たな挑戦を後押ししてくれるような独創性が魅力といえるだろう。

内部の機構を歯車から見直した名作腕時計

確かな技術と、自社の時計であればどんな時計でも修理するポリシーを磨き続けるのが同ブランド。今作も、見た目の派手さではなく、メンテナンス性に優れた新型歯車を採用して名作に新たな息吹を吹き込んだ。ヴィンテージ調の趣はタイムレスなデザイン。いつか子供に譲り渡せる、まさに世代を超える時計である。

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