ゼニスらしさを追求した超ハイビート

3世紀以上も続く伝統的なテンプを用いた調速装置を「ゼニスオシレーター」というハイテク部品に置き換えた本作。振動数は12万9600振動/時と、異次元レベルの超ハイビートを実現させた。常に革新を、新しいものを求めるのは、トップを走るビジネスパーソンの証し。ぜひ手にしてみたい一本だ。

シャネルが磨きあげるアイコン的時計

登場して20年を経たシャネルのアイコニックな腕時計「J12」。高級時計の歴史を変えたシリーズにさらなる磨きがかかった。ベゼル、ダイヤル、リュウズ、シースルーバックのケース、ブレスレットのリンクなど細部が徹底的に検討され、エレガンスに。大人に相応しい気品を身に着けたい。

これぞ独創。エルメスの月世界

「月の時間」という意の「ルゥールドゥ ラ リュンヌ」はアルソー・シリーズの新作ムーンフェイズだ。こちらは複雑機構を、機械式のいかにも時計然とした生真面目さとは対極にあるエレガンスで表現した。文字盤がメテオライトとくれば、宇宙にロマンを感じる男心をくすぐるはずだ。

レトロモダンに秘めた細部へのこだわり

ヴァシュロン・コンスタンタンのラインナップに昨年登場したのが「フィフティーシックス」である。1950年代のデザインをモディファイしたレトロテイスト。今年はよりモダンな印象のペトロールブルーダイヤルのモデルを発表。ラインアップの拡充が図られた。デイリーにも使いやすい、頼れる相棒となるはずだ。

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