デザイナーを務める三原康裕が、多摩美術大学を卒業した1997年からシューズブランドとしてスタートした「MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)」。独創的な靴は世界的に評価されており、今ではメンズ、レディースのウェアも展開。「遊び心」を取り入れたデザインは世界的に注目を浴びている。「Atelier MIHARA YASUHIRO(アトリエ ミハラヤスヒロ)」からこのたび発売されたのは、ヌメ革を使用したシューズだ。

サイドベルト短靴/5万8000円(税別)、希望に合わせて職人が仕上げてくれる後染め加工は3000円(税別)
本来、靴のかかとには革の継ぎ目があるが、今回の限定シューズは一切継ぎ目がない

1枚のヌメ革を木型に添わせ成形したアッパーは、1つもつなぎ目がない。使用されているヌメ革は汗や湿気を吸い取り、通気性も備えているのは嬉しい。

ヌメ革は年季が入るほど、色がより深いものへとエイジングしていく。履くたびに自分の足に馴染み、傷さえも革の個性や味わいにしてくれる靴はやがて自分だけの一足となる。

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MIHARA YASUHIRO


text:Rina Araki