「完璧すぎるウイスキー」と評されるグレンモーレンジィは、実はもう一つの異名を持っている。それは「追加熟成のパイオニア」。過去にもユニークな発想や驚異的なこだわりを取り入れた樽での追加熟成を商品に取り込んできたグレンモーレンジィが、今回紹介する新作は、バーボン樽での熟成の後にルビーポートワイン樽で熟成させた一本。味わいはブラックチョコレートとミントの風味が際立っていて、口当たりはベルベットのようになめらかだ。

一新された「エクストラ マチュアードシリーズ」のラインナップ

「グレンモーレンジィ ラサンタ 12年 シェリーカスク フィニッシュ」12年の熟成、6800円(税別)、700ml、ALC43%、ノンチルフィルター。バーボン樽で熟成の後、2種類(オロロソ、ペドロヒメネス)のシェリー樽で追加熟成を行った、ナッツの香味が際立つ濃厚な味わい。ゲール語で「Lasanta(ラサンタ)」は「情熱・温かさ」の意味。12月発売予定
「グレンモーレンジィ ネクター・ドール ソーテルヌカスク フィニッシュ」8500円(税別)、700ml、ALC46%、ノンチルフィルター。バーボン樽で熟成の後、ソーテルヌ(貴腐ワイン)の樽で追加熟成を行った、デザートのように甘美で濃厚なシングルモルト。ゲール語で「Nectar(ネクター)」は「神々の美酒」、「Or(オール)」は黄金の意味。11月6日発売予定

ワイン樽で追加熟成させるというユニークな製法で作られたウイスキーは、一般的な製法のウイスキーとどう違うのか飲み比べてみると面白い。同じブランドで比較するほうが分かりやすいから、今回の場合は「グレンモーレンジィ オリジナル」がいい。2つのボトルを眺めながら、味や香り、フィニッシュの違いを理解しながら飲むことで、ウイスキーを味わう時間をずっと濃いものすることができる。

問い合わせ情報

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