情報発信型ブティックで「知る」
「セイコー プロスペックスブティック」は、今年新たに誕生したプロスペックスのハイエンドコレクション「LXライン」の世界観を体現している。売場の壁や床に大胆に配された斜めのラインのデザインはスポーツのスピード感やアクティブさが表現されている。特に力強く引き込まれるかのような正面入り口は印象的だ。 通年でセイコースポーツにまつわるさまざまなテーマの演出を行う情報発信型のブティックで、ブランドのフィロソフィーに共感できるポイントを見つけることができそうだ。ブランドを理解するという観点では、以前取り上げた体験型小売施設「セイコードリームスクエア」と共通するものがある。「銀座のセイコーブティックを回ってみようか」という週末も面白そうだ。
高い技術と審美性、ハイエンドスポーツウォッチ「LXライン」
1965年に国産初のダイバーズウォッチを発売したセイコー。以来ダイバーや冒険家をはじめとする各分野のスペシャリストの声をもとに、“陸・海・空”のそれぞれのシーンでエポックメイキングな商品を次々と発表してきた。2019年7月に発売された新シリーズ「LX(ルクス)ライン」は、高級機としての高い審美性が磨かれるとともに、最高の技術が注ぎ込まれた。
セイコーが培ってきた技術やデザインに対して“正統”な進化を実現するために、デザインコードが設定された。それが1968年発売の当時世界最高水準のハイビートムーブメントを搭載したプロフェッショナルダイバーズウォッチだ。オーセンティックでありながら、ケース外周の鏡面がオリジナリティを主張し、セイコーダイバーズの象徴として広く認知されている。このシンボリックなダイバーズウオッチを“陸・海・空”の特徴的なデザインと融合させることで、「LXライン」も“陸・海・空”を横断するハイエンドコレクションとなった。
「LXライン ブラックエディション」
【共通仕様】
ケース素材:チタン
ケースサイズ(SBDB029、SBDB031、SBDB023、SBDB025):[外径]44.8mm(りゅうずを含まず)[厚さ]14.7mm
ケースサイズ(SBDB027、SBDB021):[外径]44.8mm(りゅうずを含まず)[厚さ]15.7mm
ムーブメント(SBDB029、SBDB031、SBDB023、SBDB025):GMTキャリバー 5R66
ムーブメント(SBDB027、SBDB021):キャリバー 5R65
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