この品質、この洗練ぶりこそファインウォッチメーカーの本領 ブランドトップの新作プレゼン
【ジャガー・ルクルト】

【プレゼンター】
カトリーヌ・レニエ氏
ジャガー・ルクルトCEO

2020年の新作の第1章として、この春に「マスター・グランド・トラディション・グランド・コンプリケーション」と、新しいデザインの「マスター・コントロール」コレクションを発表した。

マスター・コントロールはいくつかのモデルをローンチしたが、特にクロノグラフとカレンダーを備えたモデルは、長方形のプッシャーを含めたケースフォルムがモダンな印象を湛え、文字盤のレイアウトも非常にバランスがいい。メゾンの高度な機械技術とデザインの洗練さを反映したモデルになる。

これに続く新作の第2章のテーマはサウンドメーキング。音を鳴らす機構は、19世紀にルクルト家が製作したオルゴールから、その後マニュファクチュールが製作した200以上のリピーターまで、私たちのメゾンの重要なノウハウを物語る。冒頭のグランド・コンプリケーションもミニッツリピーターを搭載する。

今年はさらにアラーム機能を備えた「メモボックス・タイマー」の新作も発表予定。自動巻きのメモボックスとしては初めて、ハンマーとゴングが眺められるシースルーケースバック仕様となる。また、私たちのサウンドメーキングの世界を伝えるマニュファクチュールツアーも実施予定だ。

音で時刻などを知らせるリピーターの開発にかけては並ぶ者のないマニュファクチュールである、ジャガー・ルクルトの技術が凝縮された複雑時計。多くの独自技術で音色にこだわったミニッツリピーター、キャリッジ自体がダイヤル上を約1日で1回転するフライング・トゥールビヨン、ブランド創業地がある北緯46度から見た天体の表示を備える。

1000時間に及ぶ自社の品質検査を課す「マスター・コントロール」コレクションが今年リニューアル。このモデルは計時機構の作動・伝達方式にコラムホイール、垂直クラッチを採用した高性能クロノグラフと年次カレンダー、ムーンフェイズを搭載。実用機能と現代的なデザインを兼ね備える。ケアプログラムの加入で最長8年の国際保証が適用される。