女性ライターで構成される「男の身だしなみ向上委員会」にはそれぞれのアイテム選びの注意点やお薦めの商品を紹介してもらった。ひとまず安心できる記事中のお薦めアイテムを選ぶもよし、委員会の意見を参考に自身でアイテムを見つけに行くもよし、この記事の活用の仕方はお任せする。さっそく見ていこう。

ポロシャツに異議あり!

仕事着のカジュアル化が進んでいるが、ワイシャツの代わりに漫然とポロシャツを着ているだけでは、女性陣に笑われるだけ。なぜか? ポロシャツは若々しく見える反面、大人が着こなすには難しいアイテムだからだ。……“学生ポロ”にならないためのアイテム選びとは?

スニーカーに異議あり!

ビジネスシーンで履くことはあまりないが、休日やカジュアルな服装では断然、活躍するスニーカー。メンズファッションにおいてスニーカーを使ったカジュアルコーデは今や定番だからこそ、今持つべき一足を知ることで周りの人と差をつけられるのだ。……洗練された“大人スニーカー”とは?

トートバッグに異議あり!

クールビズで軽装になる夏こそ、こだわるべきは鞄なのだと思う。ジャケットを脱ぎ、ネクタイを外せば、コーディネートのポイントが減り、相対的にバッグの存在感が増すからだ。そこで注目したのがトートバッグだ。……クールビズを軽快で格好良くするトートとは?

サングラスに異議あり!

「サングラスなんてカッコつけてる奴がする、疎遠なアイテム」と思っている人が、今も少なからずいる。だが、紫外線から目を守ってくれるアイテムとしての需要が高まっており、ファッションアイテムとしても注目度が高まりつつある今、あなたならどんな基準で選ぶだろうか?……“勘違い男”にならないサングラスの選び方とは?

夏の男に異議あり!

男の明暗を分ける季節がやってきた。暑さで衣をはがされ、無防備となった男の体は厳しく査定される。臭いに汗に脂……あなたの評価に気が付いていないのは、あなただけかもしれない。……“好感度3割増し”、夏の臭いケアとは?

ビジネスも休日も、人は常に他人から見られている。その際に身にまとう衣服が発信する情報は、重要な判断材料となってしまう。好みの服を自由に着るのも悪くないが、服選びに“他人の目”を介在させるだけで相手に与える印象はずっと良くなる。「ファッションは好印象を獲得するためのツール」とクールに割り切ってしまうのもひとつの手だろう。

【男の身だしなみ向上委員会 by re*colabo】

<委員会設立の趣旨>
今の時代、仕事をする上でどれだけ女性の心を掴むかというのは大きなアドバンテージ。そこで、男性の身だしなみを女性たちは実際にどうみているのかを、女性ファッションライターの目線から本音で語ります。身に付けるものは、本人のイメージを左右する重要なファクターであり、気付いていなかったことを改善することにより、改めて身だしなみを整える一歩になれば嬉しく思います。

re*colabo
女性誌出身のクリエイティブ&ライターチーム。これまでに光文社「STORY」、講談社「フォルツァスタイル」など数々の媒体や、書籍で執筆。また、航空会社のオリジナル商品を手掛けるなど、女性ならではの視点で多くのヒット商品を生み出している。その他、女性の心を鋭く分析するマーケティング調査が人気であり、大手化粧品会社ほか、さまざまな企業から依頼を受けている。

マリ(中央)
re*colabo代表。ファション系出身ライター。「大人だからできる」シックなコンサバを推奨。内面を映すスタイリングに定評あり。

クミ(右)
元バンカーの生真面目ライター。ファション、グルメ、トラベルなど多岐に渡り執筆。シンプルで「カッコいい」装いが得意。re*colaboで一番マナーやルールに拘りあり。

アキ(左)
人物取材が得意。10代半ばから20代後半まで、フランスとアメリカへ留学。結婚を機に夫の転勤に伴いアメリカにて駐在妻を経験。帰国後ライターに。

photo:Ayako Nakamura, Mutsuko Kudo
text:re*colabo