PROFILE
ジャーナリスト。イギリス、イタリアを中心にヨーロッパの魅力を文化の視点から紹介。メンズスタイル、車、ウィスキー等に関する記事を雑誌を中心に執筆。最新刊『サルトリア・イタリアーナ(日本語版)』(万来舎)を2018年3月に上梓。今年、英語とイタリア語の世界3カ国語で出版。著書に『サヴィル・ロウ』『ハリスツィードとアランセーター』『ビスポーク・スタイル』『英国王室御用達』など。
長谷川 喜美の記事
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PEOPLEなぜスーツを着るか? 気分がいいからだよ~Paul Stuart ラルフ・オリエンマCD【後編】創業1938年、ニューヨークのマディソンアヴェニューに旗艦店を構え、アングロアメリカンスタイルの象徴とされるポール・スチュアート。同社のクリエイティブディレクター、ラルフ・オリエンマ氏に、80年を超える歴史を持つブランドの哲学と、男はいかに装うべきか、その秘訣をインタビューした。後編ではポール・スチュアートのDNAと男性がスーツを着るべき理由について話を聞いた。「スーツこそ男性の服装の中で最もパワフルなアイテムであり、人生のあらゆる場面で役に立ちます」というオリエンマ氏が考える“スーツのパワー”はとても実用的なものだった。
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PEOPLEチーフは白のリネン。これが私のスタイル~ Paul Stuartラルフ・オリエンマCD【前編】創業1938年、ニューヨークのマディソンアヴェニューに旗艦店を構え、アングロアメリカンスタイルの象徴とされるポール・スチュアート。同社のクリエイティブディレクター、ラルフ・オリエンマ氏に、80年を超える歴史を持つブランドの哲学と、男はいかに装うべきか、その秘訣をインタビューした。前編はオリエンマ氏の装いの美学について語ってもらった。自分のスタイルを確立する方法を聞くと、「先ずは街中のショーウィンドウを見に行くべき」とアドバイスしてくれた。
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PEOPLEバッグについた傷も愛おしく思う~ コノリー・オーナー イザベル・エッティギィが語る1878年創業、ロールス・ロイスなど高級車や豪華客船にレザーシートを供給し、英国王室御用達の名門レザーブランド、コノリー。ロンドンの旗艦店に続き、初の海外出店となる直営店を東京、銀座にオープンした。来日したオーナーのイザベル・エッティギィ氏にコノリーが目指す「ニューラグジュアリーとは何か」を語ってもらった。
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FASHION連休中に変身。装いを見直す5つの簡単な方法連休はいかがお過ごしでしょうか? 忙しいビジネスピープルにとって長い休みは、自らの働き方、生き方などについて見つめ直すまたとないチャンス。装いもまた、考える対象だろう。年齢に応じて似合わなくなる服もあれば、ポジションに相応しい服もある。そうしたクローゼットのリニューアルの助けになる、人気記事をまとめたので、ぜひチャレンジを。
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FASHIONアメリカントラディショナルの美学を追求する日本のビスポーク・テーラー~テーラーケイドビスポークといえば、世界の二大潮流はブリティッシュスタイルとイタリアンスタイルだと今まで語ってきた。だが、実際に日本人にとって最も馴染み深いスタイルといえば、「アイビースタイル」に代表されるアメリカントラディショナルではないだろうか。連載最終回の今回は、日本において現代のアメリカントラディショナルの美学を追求する「テーラーケイド」を紹介しよう。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(12)】
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FASHION世界が注目。日本気鋭のビスポーク・テーラー~サルトリア・チッチオいまや世界からも高く評価される日本のビスポーク・テーラー。連載第11回はその筆頭ともいえる「サルトリア・チッチオ」。上木規至氏は、リングヂャケットを経て、イタリアはナポリのテーラーで修業した後、東京に出店。ナポリタンスタイルをベースに、洗練された東京ならではのスタイルを創り出した。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(11)】
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FASHION名人のナポリスタイルを進化させる熟練の兄弟~サルトリア・チャルディヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第10回は「サルトの聖地」と呼ばれるナポリの名店、サルトリア・チャルディ。マエストロ、レナート亡き後、30年以上の経験を持つ2人の息子が現代的なスタイルへ進化させ、日本での取り扱いも始まった。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(10)】
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FASHIONいまなお進化、ナポリタンスタイル最高峰のテーラー~サルトリア・パニコヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第9回はイタリア南部、ナポリタンスタイルを代表するサルトリア・パニコ。圧倒的な美学と軽さ、快適な着用感から全世界で人気のこのテーラーを率いるのが、巨匠アントオ・パニコだ。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(9)】
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FASHION世界のウェルドレッサー憧れの頂点はこのテーラー~リヴェラーノ&リヴェラーノヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第8回はイタリア・中部、フロレンティーンスタイルを代表するリヴェラーノ&リヴェラーノ。男がスーツに求める要素を完璧に備えたそのスタイルは、世界のウェルドレッサーから熱く支持されている。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(8)】
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FASHIONイタリアのパワースーツを象徴するテーラー~A.カラチェニヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第7回はイタリア北部のA.カラチェニ。今、最も日本で人気なのがイタリアンスタイルだが、なかでも北部ミラネーゼスタイルの最高峰にあるのが、このテーラーである。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(7)】
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FASHIONフレンチスタイルを代表する名門テーラー~チフォネリヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第6回はフランス・パリのCifonelli(チフォネリ)。イタリア、英国、双方から影響を受け、それにフランス独特の華やかさを加えたのが、フレンチスタイルだ。そのスタイルを代表するテーラーを紹介する。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(6)】
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FASHIONザ・ビートルズが着たスーツで一世を風靡、スタイルはいまも進化~エドワード・セクストンヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第5回はイギリス・ロンドンのEDWARD SEXTON(エドワード・セクストン)。1969年に開店したこのテーラーは、ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズを顧客に持ち、1970年代の新しいメンズスタイルを発信。そのスタイルは今も世界のウエルドレッサーを魅了している。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(5)】
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FASHIONサヴィル・ロウへ行くなら、この名門テーラーから~ギーヴズ&ホークスヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第4回はイギリス・ロンドンのGIEVES & HAWKES(ギーヴズ&ホークス)。サヴィル・ロウ1番地にあり、現存する三つすべてのロイヤルワラント(英国王室御用達)を持つ。軍服の歴史とも関わりが深い由緒あるテーラーである。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(4)】
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FASHION映画『キングスマン』で復活した老舗テーラー~ハンツマンヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第3回はイギリス・ロンドンの「HUNTSMAN(ハンツマン)」。「サヴィル・ロウで最も高価」と言われたテーラーは映画『キングスマン』の舞台となり、また新しいヘッドカッターを起用し、現代的なスタイルを表現するようになったことで、注目を浴びている。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(3)】
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FASHION英国式仕立てと一線を画す名門テーラーの魅力~アンダーソン&シェパードヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第2回はイギリス・ロンドンの「アンダーソン&シェパード」。いわゆる構築的な英国式仕立てとは一線を画す、ソフトなハウススタイルが特徴で、チャールズ皇太子などが顧客として知られている。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(2)】
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FASHION伝統的英国スタイルのオーダーは格式あるこのテーラーで~ヘンリー・プールヨーロッパからアジアまで、いま知るべき世界のビスポーク・テーラーを紹介する連載。第1弾はロンドンのサヴィル・ロウで最古のテーラー「ヘンリー・プール」。アメリカにタキシードが広まったのはこの店からであり、また元英国首相のウィンストン・チャーチルらが愛用していたことでも知られている。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE(1)】
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PEOPLEメジャーリーガーから社長になった男~アドビ社長、ジェームズ・マクリディの服装術画像加工ソフトのフォトショップやクラウドサービスで知られるアドビシステムズ。2018年4月に日本法人の社長に就任したのは、元野球選手という異色の経歴を持つマクリディ氏だ。球界からビジネス界へと転身を果たした氏に、ビジネスにおけるフィロソフィーと装いの美学について、メンズファッションに詳しいジャーナリストの長谷川喜美さんが聞いた。
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FASHIONビスポーク・スーツ、時間と費用はどれくらいかかるのか紳士服の最高峰であり、究極の到達点とされるビスポーク・スーツだが、その奥深いビスポークの世界を訪ねる前に、前回に続き、テーラーの選び方、ビスポークにかかる費用と時間など、ビスポークの基礎知識をおさらいしておこう。ジャーナリストの長谷川喜美さんが解説。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE 入門編2】
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FASHIONビスポーク、パターンオーダー、既製服の違いとは?紳士服の最高峰であり、究極の到達点とされるビスポーク・スーツ。絶対に外せない老舗からアジアのライジングスターまでを、ジャーナリストの長谷川喜美さんが紹介する連載が始まる。その奥深い世界を訪ねる前に、まずはビスポークの基礎知識を2回にわたっておさらいしておこう。【世界最高の注文紳士服店案内~THE WORLD OF BESPOKE STYLE 入門編1】
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FASHIONイギリスとイタリアのスーツスタイルはなぜ格好いい?スーツの二大潮流、イギリスとイタリア。それぞれサヴィル・ロウとサルトリアの名店に長年足を運んで取材してきたのが、ジャーナリストの長谷川喜美さんだ。本場のスーツスタイルならではの格好よさの秘密や、海外のエグゼクティブにも引けをとらないビジネスシーンにおける装いのポイントについて、長谷川さんに聞いた。